いつもは飛行機や新幹線を利用していますが、ときおり、ローカル線の駅のベンチに座って周りの風景やそこにいきかう人々を眺める機会があります。そこでは時間の流れがまったく変わり、人の暮らしをより身近に感じることができます。
何年かして訪ねてくる旧塾生を見ていると、勉強についても同じように感じることがあります。目標に最短距離で到達することも素晴らしいことですが、場合よっては、必ずしも飛行機や新幹線でなくてもよいのだと思います。たまにはローカル線に乗り換えて、ゆっくりと空気を吸って、いろいろな人に出会い、良いことも悪いことも含め、思いがけない経験することも大切だと思います。