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雲を友に海で

海辺の海水浴の人々の姿が遠く小さくなるのを、時々振り返りながら、沖に向かって泳ぎます。いつのまにか回りには人影はなくなり、友は、時にゆるやかに押し寄せる波と空に広がる雲だけになります。疲れたら仰向けになり、波に身を任せ、刻々と変わる雲の姿を追います。